弟子屈町の特産品をご紹介します~じゃがいも~

弟子屈町の特産品?

弟子屈町は摩周湖や硫黄山、屈斜路湖等の観光景観地に恵まれた街ですが、観光業以外の魅力もたくさんあります!今回はそんな魅力の1つである特産品をご紹介します。弟子屈観光に併せて是非お楽しみください。(今後少しずつシリーズ化予定)

地場特産品の1つ“弟子屈町産のじゃがいも”

道東地区弟子屈町は多くの野菜が生産されていますが、今回はその中でもじゃがいもについてフォーカスします。火山灰の土質と昼と夜の寒暖差が絶妙に組み合わさって、じゃがいもの栽培に非常に適しています。火山灰土質は土壌に豊かな栄養分を提供し、じゃがいもに独特の風味と品質をもたらします。一方、昼と夜の寒暖差はじゃがいもの甘みや食感に良い影響を与え、高品質な収穫物を生み出すそうです。

収穫されたじゃがいもは、倉庫に貯蔵され出荷を待つことが一般的。しっかりと鮮度を保つために工夫が凝らされています。温度や湿度の管理を徹底、じゃがいもが長期間新鮮な状態で保たれるようにしています。さらに、越冬や貯蔵を行うことによって、一部の品種は甘みが増し、美味しさがUP!この特性は北海道のじゃがいもが持つ魅力の一つであり、消費者にとっても楽しみな要素と思えます。北海道の風土が生み出す美味しいじゃがいもは、地域の誇りであり、多くの人々に愛されています。

じゃがいもを収穫するトラクター

そんな弟子屈町産のじゃがいも、どんな種類があるの?主な品種と特徴

弟子屈町で生産・流通する様々なじゃがいもをご紹介。特徴はもちろん、見た目や味わいなども、それぞれ異なる魅力があります。

弟子屈町は摩周湖/屈斜路湖/硫黄山のように火山に囲まれた街。水はけの良い土質のためじゃがいもの栽培に適している。

【北あかり】 男爵いもと似た丸い形で、芽のくぼみが赤く、皮をむいた中身は黄色味が強いです。北あかりは、ビタミンCが豊富で、ほくほく系の代表と言えるのでポテトサラダやコロッケなど、甘みを生かした料理がおすすめ。煮崩れしやすいため、煮物料理のときは注意が必要です。

【メークイン】 一般的に広く知られている品種。楕円形で滑らかな表面が特徴。低温での貯蔵によって甘みととろけるような食感が一層引き立ちます。煮くずれが少なく、シチューやカレーなどの料理に最適です。表面がなめらかなのでピーラーで皮をむきやすいのも、調理がしやすくうれしいポイント。

【インカのめざめ】 その鮮やかな黄色とコロコロとした小粒な外観が特徴で、栗やさつまいもを思わせるホクホク感とバターのような濃厚さがあります。通常のじゃがいもの糖度が4~5度なのに対して、インカのめざめは糖度が6~8度もあります。この驚くべき甘さは、楽しめるふかしいもやフライドポテト、スイーツに使うのがおすすめです。インカのめざめは、一般的には流通量が少なく、北海道外では中々食べる機会は少ないかも?

【レッドムーン】 この品種は、皮が赤いのが特徴!でも、中身は黄色く、さつまいものような色味をしています。熟成すると優しい甘さとなり、なめらかでしっとりとした舌触りに仕上がります。長く煮込んでも煮崩れしないのでカレーやシチューなどもおすすめです。なめらかなじゃがいもなのでポテトサラダも美味しく食べられます。弟子屈町産のレッドムーンは、取扱う生産農家が少なく、毎年早めに出荷が終わってしまいます。

新じゃがとの一枚

当施設でも購入できる特産品

通年ではありませんが、特産品の店舗販売及び通信販売も実施しています。本トピックをお読みいただき、ご興味がありましたらご連絡ください。

※1.時期及び数量に限りがございますので、品切れの際はご容赦ください。

※2.金土日は通信販売係は、定休となっておりますので、ご対応に数日かかる場合がございます。

ちなみに、、、弟子屈町産の玉ねぎも隠れた主役です!じゃがいもとセットがオススメ。主な玉ねぎの収穫は北見産が有名ですが、収穫は少ないけど弟子屈産玉ねぎの熱烈なファンがいらっしゃいます。玉ねぎステーキには弟子屈産のワイン「葡萄色の旦(えびいろのよあけ)」が最高です。ぜひ、この機会に一緒に試してください。