環境省及び星空公団が共同で実施する夜空の明るさ調査が公表され、北海道弟子屈町は北海道で有数の星が見えやすい状態でありました。そんな弟子屈町に所在する阿寒摩周国立公園の景観地摩周湖にて星空観察をしませんか。
平成30年度から環境省及び星空公団が共同で夏と冬の2回、肉眼による観察とデジタルカメラによる夜空の明るさ調査を呼び掛けており、令和4年度冬季の実施結果が公表(2023年3月27日発表)されました。
(環境省該当ページリンク https://www.env.go.jp/press/press_01333.html )
画像解析により「等級(mag/□”):(マグニチュードパー平方秒角)」を単位とする「夜空の明るさ」が測定され、この値が大きいほど夜空が暗いことを示し、星が見えやすい状態とされます。
今回の北海道弟子屈町の夜空の明るさは北海道内観測地域で最高値の「21.30等級」、肉眼で観測できる星の数は北海道でナンバーワンといえます。21等級の星空は、天候条件にもよるものの、約5千の星々を眺められ、天の川の複雑な構造が確認でき、星団などの観測ができるレベルとされています。
特に、弟子屈町の中でも摩周湖第一展望台エリアは、全方向が見渡せる開けた立地で、360度の満天の星を眺めることができる名所です。この場所に昨年7月にオープンした摩周湖カムイテラスは星空観察を楽しむために整備された新スポット。頭の先から、つま先までのびのびと身体を伸ばせる星見ソファで癒しの星観観察ができます。
最高級の星空が観察できる弟子屈町。ぜひ、弟子屈町と摩周湖カムイテラスへ足を運んでいただき、素晴らしい星空をお楽しみください。